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2016年6月度月例写真(個人会員)

講評: 東日本本部事務局長 潮田正三

 
1 位

「わあー綺麗!」
大野初江 (千葉県)

【評】 東京都墨田区の東京スカイツリータウン・ソラマチにある「すみだ水族館」での一コマ。 小笠原の海を再現した水槽を夢中で撮影する女性をシルエットでブルーの背景に抜いた。 周囲を入れない切り取りが神秘的な雰囲気を強調している。


 
2 位

「三兄弟、巣立ちの誓い!」
佐藤政明 (神奈川)

【評】 札幌市の円山動物園内の木に、日本最大のキツツキであるクマゲラが営巣した。 現地の友人からの知らせに飛んだ甲斐あって、可愛い三つ子と親鳥の家族写真をゲットした。


 
3 位

「チャレンジャー」
露木義光 (静岡県)

【評】 一本のテープの上で、何度も落ちながらも必死に演技を続ける若者の姿を、泥の田んぼに映る影で表現したのが素晴らしい。


 
4 位

「土曜日の昼下がり」
松重寿機 (兵庫県)

【評】 土曜日の午後の大阪市の新世界でのスナップ。 個性的なアニマルファッションの女性3人組が、きちりと並ぶまで粘ったことで面白くなった。


 
5 位

「ねむの木に誘われて」
荻島泰裕 (愛知県)

【評】 名古屋市の鶴舞公園の池の畔にある合歓の木。 その花が咲いた枝を画面の対角線に写し込んだ構図が良い。 蝶を狙うために、もっと長い望遠レンズが欲しかったそうだが、これくらいの方が美しいと思う。


 
6 位

「それぞれの風景」
仲沢景子 (神奈川)

【評】 湘南海岸の江ノ島にある灯台は、その外観がユニークなことで知られる。 そのライトアップされた構造物を背景に、たたずむカップルをシルエットで写し込んだ。 望遠レンズの圧縮効果をうまく利用している。


 
7 位

「アフタースクール」
恒川富子 (神奈川県)

【評】 これも湘南の茅ヶ崎海岸でのスナップ。 裸足の女子高校生たちのせいか、彼女たちが海女さんのようにも思える。 なんとなく青木繁の絵画を連想させる作品だ。


 
8 位

「どうぞお戻りを!」
多田 裕 (大阪府)

【評】 京都国際写真祭2016の会場の一つになっている建仁寺の塔頭(たちゅう)両足院の庭に置かれた縄石のオブジェを撮影した。 その存在はこれ以上の立ち入り禁止を表しているそうだ。 その控えめな感じがいかにも日本らしいが、本当は石にもっとよりたかった。


 
9 位

「アンティーク」
ウオーターズめぐみ
(英国ロンドン市)

【評】 英国南部の海岸沿いの保養地であるブライトンの町のアンティークショップで見つけた埴輪の頭部。 その顔つきは、なんで自分がこんな異国にいるのかを、どうしても理解できない困惑の表情にみえるのが不思議だ。


 
10位

「がんばろう」
中村敏夫 (熊本県)

【評】 熊本市内の地下街に降りる階段に掲げられた、がんばろう熊本!がんばろう日本!のバナー。 できれば行き交う人影を写し込みたかった。



入選

「クロスではありません、仏法僧です」 綾目義一

 

「オフィス街の休日」 中谷義彦(大阪府)

「ボイストレーニング真っ最中」 小林千賀子(米国オレゴン州)

 

「御神火太鼓」 谷 一市(神奈川)

「がまんがまん」 岡本範正(千葉県)

 

「今日は写生会ね」 栗山郁夫(茨城県)

「いのちの軌跡」 藤原信明(大阪府)

 

「歓喜の広場」 石塚正彰(埼玉県)


 
(敬称略)

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