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2016年5月度月例写真(個人会員)

講評: 東日本本部事務局長 潮田正三

 
1 位

「泣き勝ちぃ」
恒川富子 (神奈川県)

【評】 泣き相撲は泣いた者勝ち。 なかなか泣かない赤ちゃんを、泣かそうとわざと怖い顔をする行司さんの表情をうまくとらえた。 真剣なのだが思わず笑ってしまう。 隙のない構図が見事だ。


 
2 位

「ワァー食べられた」
仲沢景子 (神奈川)

【評】 見ようによってはホラー映画のワンシーンのような作品だ。 長野県松本市での撮影だが、獅子の口から見える人の手がみそだろう。 驚く観客の表情と飲み込まれる子どもが、同方向だったのが幸いした。


 
3 位

「ストリートシンガー」
ウォーターズめぐみ(英国ロンドン市)

【評】 なかなか厳しい作品だが、その中にも英国らしいユーモアを感じる。 三角コーンを拡声器代わりに熱演するホームレスとおぼしき男性。 その美声と往年のレパートリーに感激して謝礼を差し上げ、撮影させてもらったそうだ。 カメラを路上に置くくらいのローアングルはどうだろう。


 
4 位

「駅中でジャズ」
多田 裕 (大阪府)

【評】 私鉄の駅構内の階段を舞台にしたジャズコンサートの一場面。 拍手を送る観客の姿が、階段の上の鏡のような壁面に映っているのが面白い。 それをアップ目に切り取ったのが効果的だった。


 
5 位

「守る」
綾目義一 (山口県)

【評】 車のサイドミラーに映る自分の姿を、縄張りに侵入したよそ者と思って、盛んに威嚇行動をとるキセキレイをしっかりと撮影した。 キセキレイのこうした行動は、作者は初めて見たそうだ。


 
6 位

「花の主張」
石塚正彰 (埼玉県)

【評】 鉢植えの風車菊の花を、夕焼け空をバックに撮影した。 普通に撮れば花はまっ暗だが、ストロボを発光させて、うまく露出を背景の夕空と釣り合わせている。


 
7 位

「みんなで渡れば怖くない?」
佐藤政明 (神奈川県)

【評】 渡り鳥は闇雲に飛ぶのではなく、島伝いに異動していくらしい。 鹿児島県の奄美大島の北端にある笠利岬灯台付近で、集団で渡る小鳥たちを撮影した。 猛禽類から身を守るための群れだそうだが、なんだか海中のイワシの群れに似ていると思った。


 
8 位

「夜明け」
大野初江(千葉県)

【評】 千葉県鴨川市の大山千枚田の夜明け。 田植えが済んで伸び始めた稲がアクセントになり、あぜ道のシルエットが描く模様が面白い。 切り詰めた露出が効果的だった。


 
9 位

「震災復興の願い」
谷 一市 (神奈川県)

【評】 鎌倉市二階堂にある鎌倉宮は、後醍醐天皇の皇子で建武中興を助けた護良親王を祭神とする神社。 そこで行われた「万灯みたままつり」での一コマ。 子ども目線より少し高い撮影位置が、背景の万灯をしっかりと見せている。


 
10位

「鯉のぼりだ。触れるよ!」
栗山郁夫 (茨城県)

【評】 千葉県香取市での一コマ。 田植えの終わった水田の上に泳ぐ・・・というか、ぶら下がる鯉のぼりを見ようと、子ども連れの若い夫婦があぜ道を走る姿を撮影した。 映り込みを意識しているのだが、あぜ道が画面の半分に来るくらいの構図が良かったと思う。



入選

「わーい!大好物だぁ」 小林千賀子(米国オレゴン州)

 

「シニア頑張る」 露木義光(静岡県)

「爆食」 松重寿機(兵庫県)

 

「つかれたぁー」 岡本範正(千葉県)

「天空に架ける」 藤原信明(大阪府)

 

「福禄寿を撮る巫女?」 荻島泰裕(愛知県)

「初夏のホーム」 冨川輝雄(三重県)

 
 

 


 
(敬称略)

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