日報連 > ネット支部 > 2016年3月度月例写真(個人会員)

2016年3月度月例写真(個人会員)

講評: 東日本本部事務局長 潮田正三

 
1 位

「オーィ春だぞー」
佐藤政明 (神奈川県)

【評】 神奈川三浦市の小松ガ池で、春を告げるカワセミを撮影した。これまでにかなりのものすごいカワセミの写真を見てきたが、こんなのは初めてだ。ぼかした河津桜のピンク一色の背景に、きっちりとカワセミを写し込んだ。通って5日目の成果だそうだ。


 
2 位

「入魂」
石塚正彰 (埼玉県)

【評】 これも、なかなかユニークな作品だ。さいたま新都心で開かれた大道芸フェスティバルでの一コマ。逆光線に浮かび上がる水晶玉のみにフォーカスした狙いが見事だ。本番前の緊張感とパワーが伝わってくる。


 
3 位

「−14度の寒い朝」
松重寿機 (兵庫県)

【評】 北海道釧路市の釧路湿原の冬の朝の光景と言いたいところだが、3月の撮影ということなので季節外れの寒い朝だったのかもしれない。立ち上る川霧とシルエット気味のボート、川面に反射する朝日など、幻想的な作品になった。


 
4 位

「鳥の大仏様?」
小林千賀子 (米国オレゴン州)

【評】 いやはや、よくぞこんなに小さな鳥の頭に付いた、もっと小さな物体を見けたなと思う。ジョウビタキの額に付いた豆のようなものは、ダニが血を吸って大きくなったものだそうだ。しかし、よく大仏様などの額にある「白毫(びゃくごう)」と呼ばれるほくろ状の突起に似ていますね。


 
5 位

「迷宮」
恒川富子 (神奈川県)

【評】 羽田空港での撮影だそうだが、手前に天上から吊された飾りを手前に、前ぼけで写し込んだこと。その中央上部の空間に女性のシルエットを配置したのが効果的だった。


 
6 位

「卒業の日」
中村敏夫 (熊本県)

【評】 熊本市内の繁華街に飾られたひな壇には、記念撮影用の席がある。ちょうど高校を卒業した娘さんとお母さんが、お父さんのカメラにポーズをとっている。画面下の菜の花くらいでカットし、お父さんは一部だけにして、もう少しアップ目の構図にしたら面白くなった。


 
7 位

「春の踊り子」
多田 裕 (大阪府)

【評】 淀川の河川敷で見つけたホトケノザ。その形の良い花を摘んできて、家の中に置いてマクロレンズで接写したそうだ。黒バックが良く、逆光線に輝く花の表面の毛が光って美しい。タイトルも気が利いている。


 
8 位

「棚からボタ餅」
綾目義一 (山口県)

【評】 海面から突き出た杭の上で、捕まえたボラを食べる猛禽類のミサゴ。その真下には、食べ損なった肉が落ちてくるのを「鵜の目鷹の目」で待つアオサギが。しかし、自然界はうまくできていますね。


 
9 位

「人馬一体」
岡本範正 (千葉県)

【評】 千葉県富津市の岩瀬海岸で行われた富津市の吾妻神社の馬だしまつり。逆光に輝く海をバックに疾走する勇壮な人馬の様子をかなりの望遠レンズで切り取った。細かいことだが、水平線はカットした方がいいと思う。


 
10位

「北アイルランドの五月祭」
ウォーターズめぐみ (英国ロンドン市)

【評】 北アイルランドのバレエ団の春の祝祭に題材をとったパフォーマンスを撮影した。集団での舞踏は絵をまとめづらいのだが、うまくまとめている。ただ、画面が傾いているのは無意識なのか、それとも何か意味があるのだろうか。



入選

「春が来た」 中谷義彦 (大阪府)

 

「ちょっと気になる」 藤原信明 (大阪府)

「荒行お披露目」 栗山郁夫 (茨城県)

 

「お外であそぼ〜!」 露木義光 (静岡県)

「濃霧でも走る」 荻島泰裕 (愛知県)

 

 
(敬称略)

<< 戻る