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2015年9月度月例写真(個人会員)


 
1 位

「出会い」
杉本礼文(東京都)

【評】 長野県飯山市の斑尾高原で毎年行われる、斑尾ジャズフェスティバルでのほほ笑ましい一コマ。ステージの演奏に夢中の大人たちとは別に、子どもは子どもたちでしっかりと国際交流をしている。しかし、二人はいったい何語で話していたのだろう。きっと幼児語だろう。

(潮田正三)

 
2 位

「撮りますよ〜!」
栗山郁夫(茨城県)

【評】 茨城県取手市の利根川の河川敷での灯ろう流し。星形の灯ろうに囲まれて記念撮影をする家族連れ。街のイルミネーションもそうだが、このように少し空に明かりが残る薄暮時のタイミングに撮ると周囲が暗くつぶれない。

(潮田正三)

 
3 位

「夏を惜しむ」
中村敏夫(熊本県)

【評】 自宅の庭に咲く百合の花に蜜を吸いに来たアゲハチョウ。背景はブロック塀だそうだが、こうして日陰になる時間帯まで待っての撮影だそうだ。わざわざ黒い紙や布のバックを用意しなくても良いわけだ。羽根のぶれも面白い。

(潮田正三)

 
4 位

「お行儀が悪いですが」
綾目義一(山口県)

【評】 鳥類にはまったく詳しくないが、作者によれば、この鳥はカッコウ科のツツドリというそうだ。エサを空中に放り投げてたべる“投げ食い”をした瞬間を見事に撮影した。確かに遊びながらの食事はお行儀が悪いかもしれない。

(潮田正三)

 
5 位

「面打ちだー」
荻島泰裕(愛知県)

【評】 岐阜県中津川市の神社の祭礼で行われた、地元中学生の剣道部員たちのイベント試合。面やこてや胴の位置に風船があり、竹刀で打たれるとパチンと割れる仕組みだ。確かに素早い竹刀の瞬間の動きは見えづらいので、良いアイデアだろう。

(潮田正三)

 
6 位

「祇園小路」
中谷義彦(大阪府)

【評】 一つ路地を入ると、そこにはまた表通りにはない京都の風情が感じられる光景がある。傘を差した無人の自転車が面白いが、欲を言えば小雨でも降ってくれると、石畳が光って情緒が増しただろう。

(潮田正三)

 
7 位

「えっーい」
恒川富子(神奈川県)

【評】 東京・六本木のミッドタウンにある野外のオブジェで遊ぶ男の子。清水の舞台から飛び降りる(例えで歳がばれるかな)つもりは大げさかもしれないが、今どき元気な子どもを見るとホッとする。もう少しアップ目に切り取りたかった。

(潮田正三)

 
8 位

「自然の驚異」
佐藤政明(神奈川県)

【評】 関東地方や東北地方に大きな被害をもたらした台風18号。撮影帰りに鎌倉市内の道路のマンホールから雨水が吹き上がる様子を撮影した。初めて見る光景に驚いて、車のフロントガラス越しに写したそうだが、出来れば運転中の撮影は、ハンドルから両手を放しても良い、自動運転車が完成するまでは待って欲しい。

(潮田正三)

 
9 位

「飛瀑」
多田 裕(大阪府)

【評】 大阪府の明治の森箕面国定公園での撮影。箕面の滝に向かう遊歩道沿いには小さな滝が点在していて、その落ちて砕ける光景を8千分の1秒という超高速シャッターで狙っている。滝や渓流や波など、水を表現するにはシャッター速度の速い遅いが重要だが、この場合は早くして水の形を造形的に際立たせている。

(潮田正三)

 
10位

「なかよし」
露木義光(静岡県)

【評】 被写体の坊やとワンちゃんは、きっと作者の可愛いお孫さんとペットだろう。生まれたときからずっと一緒ということは、犬の方が年長さんなわけだ。人物を撮影しているのだが、日本一の山がさりげなく画面に写り込んでいるのが、さすが静岡人らしい。

(潮田正三)


入選

「夫婦春秋」 小林千賀子(米国オレゴン州)

 

「ママ素敵」 谷一市(神奈川県)

「異郷の日本」 ウォーターズめぐみ(英国ロンドン市)

   

 
(敬称略)

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