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2009年7月度月例写真

【総評】 コンテストなどで類似作品の二重応募禁止ということについて日報連ではこう考えています。例えば目の前で連続して起こる動きのある被写体に連続で撮影したコマは類似作品ということになります。撮影会などで同じタイミングでシャッターが切られたものでも作者が違えば違う作品となります。コンテストで同じ撮影者が類似作品を応募した場合は失格になる。同じ写真が違う撮影者から応募された場合は失格ではないが入賞、入選は難しくなるでしょう。ここは主催者の考え方が影響します。自信作品を多くの場で評価してほしいとの気持ちは理解できますが写真愛好家のモラルとして気をつけてほしいと思います。今月から配点がかわりました。これからもまだまだ年間賞上位に入れる可能性がありますので皆さん頑張ってください。 (日報連本部理事 滝 雄一)
■1位 「僕たちは友達さ!」 野呂 千鶴 (伊勢) 
 友達って言われたってこんなガキの頭の乗せられたくないよ。擬色するのが俺たちの生き延びるすべだけど今流行っている帽子のファッションも知らねーし、何色になりゃいいんだ。とぼやくタコの声も聞こえてきそうだけれど少年にとって海の生き物を身近に生活できることがうらやましいし幸せなことだと思う。
■2位 「梅雨の晴れ間」 風間 正也 (長岡) 
 「やせがえる 負けるな 一茶これにあり」という俳句を思い出してしまった。庭先にいたアマガエルが葉っぱを伝いながら移動している。かなり段差のあるところを結構一生懸命にやっているようだ。顔がユーモラスなのでつい笑いながら応援したくなったのは小林一茶と同じ思いだ。ただ彼ほどうまいいいまわしができないのが残念だ。

■3位 「ダイブ」 小笹 清巳 (個人)
 泥んこイベントは見飽きたと思っていたが意外な視点があるものだと改めて感心してしまった。泥で遊ぶ若者たちは徹底的に泥にまみれたいとの気持ちになるのだろう。泥にダイビングで飛び込もうというのだから。それを泥の水面に映る影で見せたのは新鮮な視点だった。
4位 「梅雨の晴れ間」 橋上 裕 (伊勢) 
 ハスの花と車の取り合わせ、はて?と思う。光を求めて何回か通ったということで確かにいい光があたっている。しかし光よりもここがどういうところであるが明らかでないことが結果面白く見せることができた。伊勢市おかげ横丁に咲くハスだそうだ。見慣れた風景に寄せる思いが作者と鑑賞者では微妙にくいちがうものなのか。
■5位 「夕立」  石井 敦 (個人)
 最近の天候は何か異常だと感じる。集中豪雨、ゲリラ豪雨、年間降雨量を2,3日で降ってしまう。そんな地球の変化が怖い。恐怖感を写真に表現したような作品だ。単なる夕立というより「バケツの水をひっくりかえしたような」との表現がああるがまさにその現場写真といった感じだ。
■6位 「おいしーね・・・」 澤野 正孟 (都写研) 
 夏にスイカを食べる。子供のころの思い出として記憶に残っている。もちろん大人になってからも食べてはいるのだが、記憶に残るようなシーンはない。夏のイメージとスイカが重なる。この女の子には今年の夏の記憶としてこの写真を一生記憶していってもらいたい。それくらいいい表情である。
■7位 「ちょっと失礼」 中村 敏夫 (熊本)
 ペットにも“茅の輪くぐり”ってあるんだ。たしかに飼い主はペットの幸せを願い輪くぐりさせたいのだろうがペットにとって迷惑な話だ。ワンちゃんが必死に抵抗しているように見える。ここは飼い主である人間たちに問題がある。ペットとのかかわり方を考える必要がありそうだ。
■8位 「玩具人」 田中 浩 (個人)
 ビニールの玩具が結構人気だそうだ。平塚七夕まつりの出店に“商品”を運んでいるところだろう。ビニール玩具にとりつかれたような格好が面白い。アップにしたからその面白さが強調されたのだろうが、この驚きを共感してもらえる通行人がいてほしかった。普通に行き交ったらどうということのないことだったのかもしれないけど…。

■9位 「アイスが逃げる!」 柴田 磐夫 (個人)
 よーく見てほしい。ソフトクリームが棒の先にくっついている。ありえない現象だと思ったらトルコのアイスクリームで粘りがあるのだそうです。そう解説されたらなーんだとなります。ただその考えられないことが目の前で起きたときの客の反応が面白かった。
■10位 「東北地方に夏がやって来た!」 舛井 弘彰 (個人)
 今年は梅雨明けが異常で夏の到来がふらふらした。7月15日いわき市永崎海岸で海開きイベントが行われた。若い女の子たちを海にいれカメラマンたちに撮影させるイベント主催者の思惑どおり多くのカメラマンが集まったようだ。海中から撮影、なおかつローアングルからの狙いは力の入った撮影だった。
■入選 
「奇妙な花」 日台 三男 (福島)
「角の衝撃」 早川 昭雄 (長岡)
「ちびっ子船頭」  千田 完治 (羽生)
「緑陰」 小宮 一元 (しらこばと)
「こっち向いてよ」 田中 耕 (しらこばと)
「巨人ファンお断り」 大城 喜春 (埼玉)
「幸せへの第一歩」 鈴木 敏雄 (都写研)
「月と花火」 岩井 紘宇 (都写研)
「見上げた根性」 奥山 佐具子 (都写研)
「鳴子でフィーバー」 大野 初江 (野田)
「危険なモトクロス」 加藤 清市 (千葉)
「蚊帳の外」 鈴木 安広 (神奈川デジ研)
「愛犬とツーショット」 根岸 邦江 (神奈川デジ研)
「いたわり合い」 清澤 優一 (松本)
「ファンタジーな空間」 倉橋 徹 (山梨)
「可愛い笑顔」 山口 一明 (伊勢)
「アワビ採り」 山口 要子 (伊勢)
「竹取り神事!」 岡村 廣治 (伊勢)
「花畑巡り?」 三羽 孝弘 (いなべ)
「思い出話」 片岡 仁 (鈴鹿)
「御手前」 中野 一雄 (滋賀)
「ファミリー」 石塚 範生 (MPC)
「ミーティング」 田中 茂子 (個人)
「ご主人様と一休み」 渡邊 光雄 (個人)
「お昼休み」 若松 澄子 (個人)
「恥ずかしいから撮らないで」 星野 幸一 (個人)
「散らないで、そのまま」 君塚 敬太 (個人)
「ねがいごとはないしょだよ」 中込 恵 (個人)
「早朝の浜辺で」 鬼頭 剛 (個人)
「さあー行くぞ」 荻島 泰裕 (個人)
「黄昏時の公園」 山崎 誠一 (個人)
「東京下町の虹」 安田 早利 (個人)
「西新宿の鳩」 味田 和久 (個人)
「菖蒲の咲く頃」 石井 繁信 (個人)

                          
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