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2009年2月度月例写真

【総評】先月、この欄でネット支部への応募を一人1点とするとしました。再度確認します。複数応募された場合は最後に送られたものを審査の対象にします。多くの方々の参加を望んでいます。レベルアップと広がりをめざして行きたいと思います。世界中の誰でもが見ることができるネットということで人物が写った写真を応募しにくいとの話を伺いました。だれでも勝手に写されてその写真を世界中に公開されたら不愉快になると思います。そこで写真の本質ですが写真に記録された事実が万人に幸福をもたらすことはない。時に対象を糾弾する内容であったりします。その役割も写真にはあります。しかしこのネット支部で取り上げる写真は万人に受け入れられる内容でありたいと思っています。見た人が楽しく、撮られた人が楽しく、撮った人が楽しくなる写真を求めていきます。 (日報連本部理事 滝 雄一)
■1位 「天使が走る」 中村 敏夫 (熊本) 
 勤務中にぬけだして運動会?患者さんたちを励ますイベント?どこか違うな。熊本県和水町で行われた戦国肥後国衆まつりでいろいろな扮装をした5人一組が木製のそりをひっぱる修羅レースだそうだ。白衣で運動会は異様な光景で本当の看護師さんたちではないだろうと疑うが病院で親切にしてもらった身としては看護師の制服を着た人というだけで応援したくなる。
■2位 「シェフ見習い」 千田 完治 (羽生) 

 子供は遊びからいろいろなことを学び大人になっていく。50センチもあろう肴をこれからさばく。おもちゃを遊んでいる感覚かも知れないが親の料理をみて自分もやりたがったということだ。さすがに包丁はおもちゃだけどバンダナ、前掛けでその気にさせたのは成功だった。もちろん写真的にですけど。
■3位 「厳冬の大雪山旭岳」 鬼頭 剛 (個人)
 北海道・大雪山旭岳ロープウェイ姿見駅周辺、雪煙があがり強い風が吹き付けているのが分かる。作者は眼鏡が自分の息で凍りつき見えなくなるほどであったと言っている。そんな中頑張った撮影に神さまが少し同情してくれたようだ。わずかにさしこんだ光が山の頂を輝かすことになった。冬山は厳しいがたまにこのようなプレゼントをくれるのでまた目指してしまうのだろう。
4位 「寒げいこ」 小笹 清巳 (個人) 
 少林寺拳法の寒げいこ。雪原に立てられたたいまつ、その間を飛び越えようというのだから氷点下から何百度の炎までたしかに厳しいけいこだ。厳しい寒げいこの様子が適切に切りとられているがこの寒げいこそのものがユニークで“絵”になるものだった。
■5位 「洗礼」 早川 昭雄 (長岡) 
 水ぜめにあう男、集団リンチにあっているようなといったら怒られる。新婚の旦那に子宝が恵まれるようにと祝福の水かけなのだという。この地方の伝統行事であるが水をかけられた男はやはりその現実の冷たさに表情がこわばっている。かけられた水とともに動きのある“いい写真”になった。
■6位 「こっちにいらっしゃい」 大野 初江 (野田) 
 たんぽぽの花に吸い寄せられるようにやってきた虫。クローズアップのレンズでのぞいているとタンポポのめしべが虫になびくように「おいでおいで」しているように見えたという。クローズアップは人間の目に新たな世界を見せてくれると同時の想像力をかき立ててくれるものだ。
■7位 「つかれて」 田中 茂子 (個人)
 稚児行列に参加した稚児ちゃん、長時間の緊張もあったのでしょう。父親の肩で居眠りをしてしまった。夢の中では先程終わった稚児行列の続きを見ていることでしょう。お父さんの笑顔と寝顔の表情を切り撮っているが父親の子供を支える腕などもう少し余裕があっても親子の感情のつながりが感じられただろう。
■8位 「何を思う」  中野 一雄 (滋賀)
 琵琶湖畔のサギ、例年なら積雪もある時期何か異変を三羽のサギたちが訴えているように見える?。今年の気候がそう思わせるのかも知れないが、動物を撮影することのひとつに擬人化してなにかを訴えさせるということもある。動物たちには関係ない人間の勝手な想像かもしれないがそう見えなくもない。
■9位 「飛翔〜オジロワシ〜」 河野 美乃 (荒尾)
 野生の動物を大迫力のアップでとらえることは難しい。餌付けされたり自然界の異変で人の近くで生活をしだしたとき可能になる。人も勝手でラッコやアザラシが生活圏にはいってくると喜ぶがいのししや猿がくると迷惑だと排除にかかる。オジロワシがアップに見られることは今のところはうれしいことのようだ。
■10位 「暮れゆく」 柴田 磐夫 (個人)
 一本の木の後ろに沈んでいく太陽、ここは北海道・美瑛。その雄大な風景が写真などで多くの人の感動を呼び有名な撮影地になった。以前はごく普通の北海道の風景だった。あらためて日没時の風景を見るとこの場に立ってみたいとの思いにかられる。
■入選 
「暖かい日」 日台 三男 (福島)
「社長の書初め」 池田 友好 (柳都)
「キレやすい招き猫」  大野 忠 (柳都)
「只今満車」 太田 誠二 (柳都)
「寒修行」 風間 正也 (長岡)
「托鉢」 田中 耕 (しらこばと)
「アイーコンタクト」 小宮 一元 (しらこばと)
「春の味覚」 澤野 正孟 (都写研)
「ノロシが上がった!」 鈴木 敏雄 (都写研)
「小さな青空」 奥山 佐具子 (都写研)
「奇妙な櫓」 岩井 紘宇 (都写研)
「高みの見物」 鈴木 安広 (神奈川デジ研)
「牡蠣の収穫」 根岸 邦江 (神奈川デジ研)
「現世バンカラ考」 赤羽真由美 (松本)
「霜柱」 三羽 孝弘 (いなべ)
「私たちの散歩道」 橋上 裕 (伊勢)
「勇壮」 山口 一明 (伊勢)
「法会に向かう」 山口 要子 (伊勢)
「お行儀よくね〜」 野呂 千鶴 (伊勢)
「久しぶりの訪問」 岡村 廣治 (伊勢)
「炎の祭典」 石塚 範生 (MPC)
「雪中水行」 安田 早利 (個人)
「夜の大手町」 若松 澄子 (個人)
「雪遊び」 蜂谷 直子 (個人)
「仲良し」 斉藤 安夫 (個人)
「襲撃?」 田中 浩 (個人)
「紅梅」 叶 勝則 (個人)
「これも凧の子」 荻島 泰裕 (個人)
「プロポーズ」 山崎 誠一 (個人)
「サンバにはかなわないわ」 渡邊 光雄 (個人)
「福を呼び込む面々」 中川 昇三 (個人)
「節分火渡り祭」 星野 幸一 (個人)

                          
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