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ネット支部2008年12月例会

【総評】 新年おめでとうございます。ネット支部も2年が過ぎた。 2008年は少しマンネリと年度賞の行方が決まりかけていたことからか後半に参加者が少なくなった。そこで2009年は年度賞への配点を後半に厚くすることにしました。すでにそのルールは決めてあるがそのつど発表することとします。作品に年間を通して差はないはずだ、との意見もあると思いますがゲーム的感覚をいれて写真を楽しむということにしたいと思います。いままで1位を10点としていましたがこれを100点にします。2位を90点、3位を80点とし10位は10点、入選は5点とします。これで1月はスタートします。今年は厳しい年だといわれています。それでも写真を楽しむという年にしたいと思います。今年も皆さんよろしくお願いいたします。 (日報連事務局長 滝 雄一)
■1位 「パワーをあげます」 渡邊 光雄  (個人) 
 車いすのおばあさんだってかつて目の前にいるぴちぴちギャルのように麗しかった時があった。とてもこんな格好は人前ではできなかっただろうが。でもこの若いサンバダンサーにおばあさんは元気をもらっていることは間違いない。思わずつぶやいたかどうか「時代は変わった。長生きはするもんだ」と。

■2位 「愛情」 加藤 清市 (千葉) 

 風呂にはいる猿で有名な長野県地獄谷温泉。この大きな猿は目がつぶれ病気のようだ。弱ったその猿がいじめにあうわけでもなく仲間から大事にされている様子にいたく感動したということだ。人間社会はいじめや差別が横行しているというのに。よしんば猿社会のルールは分からないが若い猿が年寄り猿に寄り添っていると見えるだけで感動を生む。

■3位 「やっさいほっさい」 山崎 誠一 (個人)
 この人は正真正銘の燃える男だ。足元は炎に包まれている。各地に火渡りの行事はあるがこれだけの炎の中を渡るのは本物の行者ぐらいのものだ。大阪府堺市の石津太神社の冬季に行われる「やっさい ほっさい」という行事だそうだ。奇祭といわれるだけのことはある。

4位 「幼鳥の着水準備」 小笹 清巳 (個人) 
 今年も白鳥たちが渡ってきた。多くのカメラマンたちがレンズを向けるが姿が美しいのと久しぶりに会える喜びのような感情があるのだろう。作者もさんざん白鳥を撮ってきたが逆光で撮ることに挑戦してみたということだ。たしかに逆光は白鳥が“黒鳥”になってしまうリスクはあるがそれにもましてラインライトに輝くシルエットの美しさがある。4羽の着水寸前を正面からとらえることは長年の経験からなしえたことであろう。

■5位 「サンセット」 河野 美乃 (荒尾)
 映画のワンシーンのようだ。夕陽のなかにヘリコプターをシルエットでとらえるということは実はそう簡単なことではない。映画ならすべて演出することで可能となる。もっとも今の映画はコンピュータグラフィックで作ることもよくある。そして映画ならもっとアップにして迫力をだすところだろうが、実写、三脚をもって走りまわりアングルを見つけたという現場の努力がここまでとらえることができたのだ。

■6位 「ファイト!」 岡村 廣治 (伊勢) 
 綱引き大会はチームの皆が力をあわせて引き合うその力強さに焦点をあて撮影しがちだ。しかし見事に皆でこけた姿は若い娘たちのチームだったのでこれもご愛嬌だ。ひとりひとりのこけ具合と応援団の一体感がうまく写されている。

■7位 「白虹」 叶 勝則 (個人)
  霧に強い太陽光が当たるとできるという「白虹」。明け方の紅富士を撮影中に見えたということだ。自然条件に左右される撮影だがラッキーでした。氷点下7度という冷たい朝に身もカメラも凍ったというコメントがあったがその努力に自然の神がちょっとしたプレゼントをくれたのだろう。

■8位 「親子の昼休み」  根岸 邦江 (神奈川デジ研)
 狭いところが好きな猫であるが店先のザルの中で二匹が仲良く抱き合って寝ている。たぶん猫の習性を良く知る店のご主人が宣伝効果をねらって店先にざるを用意したものだろうと邪推するが可愛いし注目されているようなのでまあいいでしょう。

■9位 「古都の天体ショー」 柴田 磐夫 (個人)
 2008年12月1日夕方、西の空で木星、金星、月が競演した。天文に興味のある人たちには早くから知られていたことでネットでは情報が行き交っていたようだ。天文マニアたちはその3つで写真におさめれば満足したのだろうが写真愛好家たちはそれでは物足りない。地上のどんな風景と写しこむかがポイントだった。ライトアップされた京都の八坂の塔と京都タワーを入れ込んだのはさすがだ。


■10位 「シャーク座礁」 鈴木 敏雄 (都写研)
 作者はこれをサメとみたようだ。しかし私は海カメが産卵のために浜に上がってきていま産み落とし中で口からはよだれがこぼれているとみた。またある人は大蛇がのたうち回っているとも見るだろう。何のことはない、大きな流木が海岸に流れ着いただけのことなのだが・・・。

■入選 
「身支度」 日台 三男 (福島)
「なんだろう」 池田 友好 (柳都)
「美人の館」  大野 忠 (柳都)
「蔦に染まる」 早川 昭雄 (長岡)
「お散歩」 田中 耕 (しらこばと)
「ねじれ現象腕白盛り」 小宮 一元 (しらこばと)
「団結」 千田 完治 (羽生)
「フロントの天井飾り」 柳 榮一 (埼玉)
「なにか変?」 三好 蓉子 (都写研)
「お帰り」 澤野 正孟 (都写研)
「我が家へ」 三森 總一 (都写研)
「隠れたつもり」 本多 喬 (都写研)
「別れ」 奥山 佐具子 (都写研)
「鈴なり」 岩井 紘宇 (都写研)
「年末大掃除 鈴木 安広 (神奈川デジ研)
「子供達の安全見守ってます」 大野 初江 (野田)
「年の瀬」 清澤 優一 (松本)
「タイムスリップ?」 三羽 孝弘 (いなべ)
「炎のクッキングタイム」 橋上 裕 (伊勢)
「はざ干し」 山口 一明 (伊勢)
「紅葉合唱隊」 石塚 範生 (MPC)
「夕日の木漏れ日」 岡 和男 (尼崎)
「亀蛇(きだ)出現」 馬渡 和視 (小倉みなみ)
「出会い」 中村 敏夫 (熊本)
「お二人にはすばらしい
ご利益がありますよ!」
安田 早利 (個人)
「黄金に輝くススキ」 若松 澄子 (個人)
「暖簾のある風景」 石井 繁信 (個人)
「おさんぽ」 蜂谷 直子 (個人)
「晩秋の嵐山」 斉藤 安夫 (個人)
「夢心地」 田中 浩 (個人)

                          
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