日報連 > コンテスト >ベスト10コンクール

2016年 日報連・報道写真ベスト10コンクール 課題「ときめき」

> グランプリ−10位作品  > 入選作品
【総評】
今年の課題は「ときめき」でした。 どきどき、わくわくしたり、心が弾んだりする出来事や場面は人によってさまざまです。 老若男女、森羅万象、それぞれの「ときめき」の瞬間をとらえた作品がたくさん寄せられました。 見ているこちらも胸ときめくような力作が並びました。
 
【講評・西部本社写真部長 下薗和仁】  

 
グランプリ

「これにしようかなー」
小山賢吉 (熊本)
キヤノンEOS70D 18〜200ミリ F5.6 1/200 74歳 写歴8年
<賞金5万円、賞状、盾と副賞ニコンD3300 レンズキット>

【評】 グランプリに選ばれたのは、小山賢吉さんの「これにしようかなー」でした。 撮影場所は、地元デパートのランドセル売り場。 小学校入学を控えた友人のお孫さんのランドセル選びに同行した際のスナップです。 鏡に映った女の子の真剣な面持ち、肩ひもを持って肘を上げ、背負ったランドセルを映そうと腰をひねってやや広げた足のポーズがなんとも可憐で印象的です。 新入学にわくわくしている女の子の胸の高鳴りまで伝わってくるような場面を捉えました。


 
2 位

「なんだ なんだ?」
辻 春代 (北勢)
キヤノンEOS7D MarkII 24〜70ミリ F5.6 1/250 66歳 写歴15年
<賞金3万円、賞状、盾と副賞Nikon 1 J5 ズームレンズキット>

【評】 2位は、辻春代さんの「なんだ なんだ?」。撮影旅行に出掛けた愛知県の離島「篠島」で猫を撮影した中の一枚です。 仲間が吹いたシャボン玉が偶然、猫の顔と重なった瞬間を撮っています。 猫の目にピントが合い、シャボン玉の色もよく出ていて、楽しい作品になりました。


 
3 位

「なかよし」
川谷秀典 (フォトゆうゆう)
ペンタックスK-3 18〜270ミリ F5.6 1/400 66歳 写歴6年
<賞金2万円、賞状、盾と副賞ニコンCOOLPIX S2900>

【評】 3位は、川谷秀典さんの「なかよし」です。地元大学キャンパスで開かれたイベント会場での一コマ。 雨上がりの紅葉を背景に、向き合ってはにかみながらポーズをとる中学生の男女の初々しい様子に「ときめき」が表現されています。


 
4 位

「夢の中」
藤井雍(よう)一郎 (鈴鹿)
ニコンD7000 28〜200ミリ F9 1/320 84歳 写歴33年
<賞金5千円、賞状、盾>

【評】 4位の藤井雍一郎さんの「夢の中」は、イルカが泳ぐ水族館の水槽の前で祈るように手を合わせる幼い女の子を写し撮った作品です。 全体に青っぽい色合いで幻想的な雰囲気を醸し出しています。 イルカの動きと、女の子のかわいい仕草が重なる絶好のシャッターチャンスを捉えました。


 
5 位

「祭りの夜」
巻島芳明 (太田)
ニコンD7000 18〜105ミリ F10 1/13 60歳 写歴34年
<賞金5千円、賞状、盾>

【評】 5位の巻島芳明さんの「祭りの夜」は、地元の夏祭りに来ていた若い女性たちに撮影を申し込んだところ、そろって跳びはねてくれたそうです。 祭りの熱気と、女性たちの楽しくてたまらないといった様子が「ときめき」を表しています。


 
6 位

「桜、散る」
伊藤 清 (池田市・個人)
キヤノンEOS5D MarkII 24〜105ミリ F8 オート 68歳 写歴21年
<賞金5千円、賞状、盾>

【評】 6位は、伊藤清さんの「桜、散る」です。 満開の桜が風に散る中で、女の子が両手を広げて花びらを取ろうとする場面を捉えました。 お寺の建物の暗がりに花びらが浮かび上がり、少女のかぶったヘルメットと服の配色もあいまって、心が浮き立つような春らしい「ときめき」を感じさせます。


 
7 位

「My dream」
尾崎欣也 (MPC)
クールピクスA 18.5ミリ F22 1/320 64歳 写歴45年
<賞金5千円、賞状、盾>

【評】 7位の尾崎欣也さんの「My dream」は、大阪にある日本一の超高層ビル「あべのハルカス」で、眼下の市街地を背景にポーズをとる女性を撮影した作品です。 逆光によるシルエットや床に落ちた影、ガラスに映った手先など、夢の中にいるようなイメージが広がります。


 
8 位

「カップル」
加藤清市 (千葉)
ニコンD600 70〜200ミリ F4 1/640 78歳 写歴45年
<賞金5千円、賞状、盾>

【評】 8位は、加藤清市さんの「カップル」。 写真仲間と撮影旅行に足を運んだ観光地で出合ったワンシーンだそうです。 男性と向かい合って団子を食べる女性の華やかで楽しそうな笑顔が素晴らしく、「ときめき」のテーマにはまりました。


 
9 位

「のぞいてみたら・・・。」
栗山郁夫 (取手市・個人)
ペンタックスK-3 18〜270ミリ F4.5 1/160 69歳 写歴5年
<賞金5千円、賞状、盾>

【評】 9位の栗山郁夫さんの「のぞいてみたら・・・。」は、笑った女の子の表情が何とも楽しい作品です。 地元のイベント会場に展示されたモンゴル遊牧民の移動式住居「ゲル」の中にカメラを持って入ると、破け目からのぞき込んできた女の子。 その笑顔を見せた瞬間を捉えました。


 
10 位

「村の仲良し」
齋藤 彰 (新庄)
ニコンDf 24〜120ミリ F10 1/1250 68歳 写歴40年
<賞金5千円、賞状、盾>

【評】 10位の齋藤彰さんの「村の仲良し」は、趣味のサイクリング中に出会った年配の女性5人組を撮ったスナップです。 天気のいい日には連れだって散歩するという村の女性たち。 斎藤さんは「毎日がときめいているような5人の素敵な笑顔だった」と話してくれました。


(敬称略)

【講評・西部本社写真部長 下薗和仁】


> グランプリ−10位作品  > 入選作品

【2017年度の課題】
来年の課題は「美」です。美しさもまた森羅万象に宿ります。みなさんの独自の視点で「美」を捉えた力作をお待ちしています。


<< 戻る